【理由は?】ボールボーイの中学生を小突いた徳島DF馬渡選手の主張
引用:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170429-01639215-gekisaka-socc.view-000
「感情がバッと出てしまった…」
「4月29日 J2第10節」のジェフユナイテッド千葉対徳島ヴォルティスの一戦で問題が起きた。それは、選手がボールボーイの中学生を「小突いた」のだ。
もちろん、なにか理由があったとは考えられるがあまりにもプロとしての意識の欠落にがっかりした。
ありえないとしかいいようがない。
- 徳島DF馬渡選手が「ボールボーイ」を小突いた
- 相手は中学生
- ジェフユナイテッド千葉 若狭選手の対応
- 馬渡選手のコメント
- 徳島ヴォルティス公式サイトより
- 代表取締役社長 岸田一宏氏のコメント
- 鹿島アントラーズ増子選手の対応
- ジェフユナイテッド市原の選手達の対応
徳島DF馬渡選手が「ボールボーイ」を小突いた
徳島の馬渡がボールボーイを小突いて一発レッドで退場…ボール渡すのを遅らせた様にも見えなくないが、まぁこれはアカンな… #Jリーグ #vortis pic.twitter.com/Znpc4opoim
— すていごーるど (@HIDE_Bell) 2017年4月29日
前半14分事件が起きた。
左サイドを駆け上がった徳島ヴォルティスDF馬渡和彰選手
ペナルティーエリア外から飛び出したゴールキーパー佐藤優也選手にクリアされる
馬渡選手はスローインしてプレーを再開しようとした
次の瞬間・・・
馬渡選手がボールボーイからボールを受けようとしたが、ボールボーイの対応が一瞬遅れてしまった。
それに怒った馬渡はボールボーイを小突いたのだ
相手は中学生
ジェフユナイテッド千葉DF若狭大志が説明するには、ボールボーイは中学生くらいのこだという。
ジェフユナイテッド千葉 若狭選手の対応
東洋大で馬渡選手の先輩にあたるジェフユナイテッド千葉のDF若狭大志は「お前は悪くないぞ」と少年に声を掛けたとその時の状況を説明した。
ハプニング後もボールボーイとしての仕事を行った少年に頭を撫でながら声を掛けていた。そして、後輩である馬渡の行動には「若過ぎる。反省してほしい」と反省を促した。
若すぎる・・・
若いと言ってももうプロの選手だ。大事な場面だと言うのはわかるが、ボールボーイの反応に対しあり得ない行動だ。相手が中学生だということは、見た目で分かるはずにもかかわらず…非常に残念といしかいいようがない。
馬渡選手のコメント
「GKが出ていた状況だったので、早くリスタートしたかったけど、早くもらえなかったと思い、僕の感情がバッと出てしまった」
「でもどういう状況であれ、大人として、サッカー選手として軽率な行動でした。非常に後悔していますし、深く反省しています」
「顔を見てしっかり謝りたかった」
引用:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170429-01639215-gekisaka-socc
昨日のジェフユナイテッド千葉戦において、私が引き起こした行動は、いかなる状況であれこのような行動が認められるわけがなく、あってはいけない行為だったと深く反省しております。ボールパーソンの方には、多大なるご迷惑をお掛けしてしまい、深くおわび申し上げます。また、その行動によって不快な思いをされたジェフユナイテッド千葉のファン・サポーターの皆様、関係者の皆様、Jリーグを支えていただいている皆様におわび申し上げます。プロサッカー選手である以前に、人としての行動を改めなければいけませんし、申し訳ないで収まるような話ではありませんが、二度とこのようなことが無いように努めて参ります。今後、処分等についての決定がありますが、しっかりと処分を受け入れ、再度サッカー選手としてピッチに立たせていただける状況となれば、支えていただいている皆様に全力で返していきたいと思います
引用:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170430-00000016-asahi-spo
試合後には直接ボールボーイの元へと向かい謝罪したようではある。
「サッカー選手として」のまえに考えることがある。大人であること、プロであることをもう一度認識してほしい。
徳島ヴォルティス公式サイトより
昨日、4月29日(土・祝)に開催された明治安田生命J2リーグ第10節ジェフユナイテッド千葉戦(フクダ電子アリーナ)において、弊クラブの馬渡和彰選手が試合中にボールパーソンの身体を突く乱暴な行為があり退場処分を受けました。また、試合終了後に弊クラブ応援エリアであるアウェイ側スタンドより、別のボールパーソンに対して水と思われる液体を掛ける行為があったことを確認いたしました。
クラブとして、2つの事象に対して、多くの皆様にご迷惑をおかけし、不快な思いをさせましたことを深くお詫び申し上げます。当該行為を受けたジェフユナイテッド千葉のボールパーソンの皆様、ジェフユナイテッド千葉の関係者の皆様、ファン・サポーターの皆様、本当に申し訳ございませんでした。
クラブとしては、今後以下の対応を取らせていただきます。また、本件に関する今後の決定事項は、速やかに報告をさせていただきます。
・馬渡選手に関しましては、Jリーグ規律委員会の処分確定後にクラブとしての処分もあわせて決定し、報告させていただきます。
・スタンドからの行為につきましては、現状では行為者の特定には至っておりません。行為者の特定が完了次第、運営管理規定に則った処分等を決定し、報告させていただきます。
代表取締役社長 岸田一宏氏のコメント
『このたびは、ジェフユナイテッド千葉の試合運営に携わっていたボールパーソンの皆様、そしてジェフユナイテッド千葉の関係者の皆様に多大なるご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。
試合中における弊クラブ所属の馬渡選手の行為はプロサッカー選手としてあってはならない行為であり、厳正なる処分を、クラブとして本人に科す所存です。今後、Jリーグの規律委員会の処分も受けることとなりますので、処分の詳細につきましては、決定次第あらためてご報告させていただきます。
また、試合後のアウェイ側のスタンドにて発生した、弊クラブサポーターの行為による事象につきましても、あってはならない行為であると認識しております。現状では、当該行為をはたらいた人物の特定には至っておりませんが、特定次第、運営管理規定に則り厳正な処分を科すことといたします。
いずれの件におきましても、ジェフユナイテッド千葉に関わる皆様、Jリーグを支える皆様、徳島ヴォルティスを日頃より応援していただいている皆様にクラブとして非常に重大なご迷惑をおかけ致しましたことを深くお詫び申し上げます。
今後、早急に処分内容などの決定をおこない、今後の対応等につきまして、あらためて皆様にご報告させていただきます。』
鹿島アントラーズ増子選手の対応
鹿島アントラーズの増子選手もこの件に関し、コメントを残している。このコメントをみるとやはり鹿島アントラーズは大人のチームなんだろうなと感じざる得ない。各チームの質が浮き彫りになるような一見でもあったのではないだろうか。
鹿島アントラーズ 増子選手
みんなも、当然知っていた。試合前にあらためては言わなかったけれど、みんなも気持ちは一緒だったと思う。Jリーグ全体として、選手みんなが申し訳ないことをしたと思わないといけない。もしかしたら、あの子がサッカーをしたくなくなってしまうかもしれない。2度とあってはならないこと
鹿島アントラーズ 三竿選手
みんな何かを感じていた。ベンチにいた選手では、ボールボーイの子たちに、いつも以上に話しかけたりしていた
ジェフユナイテッド市原の選手達の対応
徳島ヴォルティスの対戦相手のジェフユナイテッド市原の選手達もボールボーイの子に対し選手なりに対応をされている。
ちなみに、ボールボーイの子はジェフユナイテッド千原のユースチーム所属の選手だと言う。
ジェフユナイテッド市原 近藤選手コメント▼
「大好きなサッカーで傷ついてしまったボールボーイの子にジェフとして何かケアをすることができたら」
近藤選手の背番号である「3番」のユニフォームにチーム全員のサインを書き、少年にプレゼントしたことされている。
大きなプレッシャーの中、試合終了まで責任を果たしてくれたボールボーイに対し、ジェフの全選手よりサイン入りユニフォームを直接プレゼントしました!#jefunited #ジェフ千葉 pic.twitter.com/b5YrBShXo9
— ジェフユナイテッド市原・千葉(公式) (@jef_united) 2017年4月30日
少年が何かサッカーを嫌いになったり、選手に対し恐怖を覚えていなかったら良いけど…
該当選手に対しプロ選手として、いや大人として厳しい処分を下してほしい。