エレクトリック【スプレーするだけでタッチパッド】アメリカの大学が発明
アメリカのカーネギーメロン大学がスプレーを塗るだけで物体の表面がタッチパネル化する謎の塗料を発表した。
スマートフォンの背面や自動車のハンドル、3Dプリンタで出力した物など、さまざまな面でタッチ操作を検出できるというのが今回発明された技術になる。
スプレーだけでタッチパッド
カーネギー大学が、スプレー塗料を吹きかけた物体がタッチパッドのような入力装置として利用できるようになるセンシング技術「Electrick」を開発した。
ただ塗料を塗りたくっただけで物体がタッチパネル化できるというわけでも当然ありません、導電性をもたせた表面から信号を拾う原理は、電界トモグラフィー技術を利用しています。仕組みを大雑把に説明すると、まず複数の対となる電極を配置しておき、それらに順番に微弱電流を流します。そこへ指が触れると、そこから電流が逃げ出すために電圧が低下します。複数の対それぞれでの電圧の下がり具合を比較すれば、指が表面のどこに触れているかを把握できるということです。
Electrick(エレクトリック)
カーボンなどが含まれる導電性のスプレー塗料を吹き付けた面の端に、電流が流れる複数の電極を対になるように取り付け、指が触れた部分の微弱な電圧変化を検出することで、タッチ操作を認識する仕組み。
引用:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170510-00000075-zdn_n-sci
カーネギーメロン大学、スプレー塗料を吹きかけた物体をタッチパッドにする低コストの技術を発表。ほぼ全ての形状/表面のオブジェクトが変換可能。ギター、ステアリング、スマートフォンの裏など https://t.co/Juwg8LIhTh pic.twitter.com/pzaZBT3xEJ
— Seamless (@shiropen2) 2017年5月8日
開発チーム
カーネギー大学の研究グループ「Future Interfaces Group」が開発。
Future Interfaces Groupが動画を公開
Electrikの可能性
3つのものを使いElectrikの可能性について紹介されています。
エレキギター
自動車のハンドル
スマートフォン