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エレクトリック【スプレーするだけでタッチパッド】アメリカの大学が発明

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アメリカのカーネギーメロン大学スプレーを塗るだけで物体の表面がタッチパネル化する謎の塗料を発表した。

スマートフォンの背面や自動車のハンドル、3Dプリンタで出力した物など、さまざまな面でタッチ操作を検出できるというのが今回発明された技術になる。

 

 

スプレーだけでタッチパッド

カーネギー大学が、スプレー塗料を吹きかけた物体がタッチパッドのような入力装置として利用できるようになるセンシング技術「Electrick」を開発した。

 

ただ塗料を塗りたくっただけで物体がタッチパネル化できるというわけでも当然ありません、導電性をもたせた表面から信号を拾う原理は、電界トモグラフィー技術を利用しています。仕組みを大雑把に説明すると、まず複数の対となる電極を配置しておき、それらに順番に微弱電流を流します。そこへ指が触れると、そこから電流が逃げ出すために電圧が低下します。複数の対それぞれでの電圧の下がり具合を比較すれば、指が表面のどこに触れているかを把握できるということです。

引用:http://japanese.engadget.com/2017/05/09/electrick/?utm_content=buffer0f827&utm_medium=social&utm_source=twitter.com&utm_campaign=buffer

 

Electrick(エレクトリック)

カーボンなどが含まれる導電性のスプレー塗料を吹き付けた面の端に、電流が流れる複数の電極を対になるように取り付け、指が触れた部分の微弱な電圧変化を検出することで、タッチ操作を認識する仕組み。

引用:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170510-00000075-zdn_n-sci

 

 

開発チーム

カーネギー大学の研究グループ「Future Interfaces Group」が開発。

 

Future Interfaces Groupが動画を公開

www.youtube.com

 

Electrikの可能性

3つのものを使いElectrikの可能性について紹介されています。

 

エレキギター

ギターのボディにゴテゴテとスイッチやボリューム類を足すことなくフィルター変更やトレモロ機能を追加できることを示している。
 

自動車のハンドル

自動車のハンドルにElectrickを塗布して特定の位置に触れて車内むけのアプリケーションと連動させる例も示しています。近年の自動車にはあらゆる機能ボタンが備わっていますが、これをスプレー塗料で代用できるとすれば、NARDIやMOMOといった社外ステアリングに交換しても、車内エンタメ機能をハンドル上で操作するといったことができよう。
 

スマートフォン

スマートフォンの保護ケースに機能を付加することも考えられます。特定の持ち方でカメラや指定したアプリを起動できるかもしれない。

 

 

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