ES(エントリーシート)評価にAI活用【ソフトバンク】新卒採用に影響はあるのか?
引用:http://japanese.engadget.com/2017/05/29/ai-75/
ソフトバンクは新卒採用のエントリーシート選考に人工知能(AI)を活用すると発表した。公正な選考、人事担当のエントリーシート確認時間を減らす意図があるようだ。
また、その分浮いた時間を対面でのコミュニケーションを取る時間に回す狙いもあるという。
- ソフトバンクが新卒採用にAI導入
- 導入するAI「Watson」
- Watson(ワトソン)とは
- AI活用対象者
- エントリーシート評価の流れ
- AIを活用するメリット
- ネットでも話題に
- AI導入で考えられる影響
- まとめ
ソフトバンクが新卒採用にAI導入
5月29日、ソフトバンクは新卒採用のエントリーシート選考に人工知能(AI)を活用することを発表した。
導入するAI「Watson」
「IBM Watson日本語版」(Watson)を活用するとソフトバンクは発表。
Watson(ワトソン)とは
ワトソン(英語: Watson)は、IBMが開発した質問応答システム・意思決定支援システムである。「人工知能」と紹介されることもあるが、IBMはワトソンを、自然言語を理解・学習し人間の意思決定を支援する「コグニティブ・コンピューティング・システム(Cognitive Computing System)」と定義している。
引用:Wikipedia
AI活用対象者
ソフトバンクの新卒採用枠応募者を対象とし、エントリーシートの評価にAI(Watson)を活用するようだ。
対象者▼
新卒採用枠
※入社時に30歳未満の既卒者、他企業での就業経験者を含む
エントリーシート評価の流れ
Watsonの自然言語処理機能を活用し、提出されたエントリーシートを項目ごとに評価。Watsonが合格基準を満たしていると判断した項目は選考通過扱いとし、それ以外は人事担当者が内容を確認して合否の最終判断を行うという。
引用:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170529-00000079-zdn_n-sci
AIを活用するメリット
統一された評価軸で公平な選考を行える。
人事担当者のエントリーシート確認時間の削減。
面接などの対面コミュニケーションの時間に回せる。
ネットでも話題に
【効率化】ソフトバンク、新卒採用の書類選考にAIを導入!https://t.co/qfSSsUzx1n
— ライブドアニュース (@livedoornews) 2017年5月29日
IBMが開発した人工知能「IBM Watson」を導入すると発表しました。これによりエントリーシート確認時間を75%削減。 pic.twitter.com/KBFpzAz8I0
【ソフトバンク AIで新卒採用】ソフトバンクが新卒採用のエントリーシートの評価に人工知能「IBM Watson」を活用する。確認作業が75%減るという。 https://t.co/jplhQ4Tr4X
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) 2017年5月29日
ソフトバンク、AIで新卒採用 エントリーシート評価にWatson活用 https://t.co/j7WZiNrGlG pic.twitter.com/GGt2pd7MJf
— ITmedia NEWS (@itmedia_news) 2017年5月29日
AI導入で考えられる影響
より統一された評価がされ、公平な選考が行われるのではないだろうか。また、エントリーシートを通過した後は、採用担当とのコミュニケーションをとる機会はある。いくらエントリーシートで好評化でも、いまのところ最終決定は人間が行う。やはりいままでとそこまで学生側になにか影響がでるものではないかと思う。
まとめ
ついに新卒採用試験にまで、AI(人口知能)が活用される時が来た。まあ、人口知能はどんどん進化を遂げており、遅かれ少なかれこうなってしまう流れではあったのだろう。この情報を大学生はやはり敏感に、感じているのだと思う。しかし、とくに採用基準などが変わるものではなく、あくまでもAIを活用することによって、人間が評価するよりも処理スピードが上がる。そして、より統一された評価を下してくれるので、本当の評価?がされるのではないだろうか。