復帰時期は?|施術ミスの巨人・沢村はイップスではなかった…|原因は針治療
右肩のコンディション不良で2軍調整中の巨人・沢村拓一投手は、球団トレーナーの施術ミスがあった可能性が高まった。
そのことにより、球団は沢村投手に謝罪をした。
2017シーズン沢村投手
9月1日に今シーズン初めて1軍昇格したが、登板がないまま9月4日に登録を抹消された。
施術ミスはいつ?
施術ミスがあったのは、2月の沖縄キャンプ中だとみられる。
関係者によると、沢村は2月の沖縄キャンプ中に右肩に異変を感じ、2月27日に球団トレーナーのはり治療を受けた。
複数の医師の診断をうけ発覚
施術をうけたものの、長期間症状が改善しないため球団が調査した。
複数の医師から診断を受けた結果、施術ミスが発覚した。
「長胸(ちょうきょう)神経麻痺(まひ)」と診断され、「外的要因によるもので、はり治療によって長胸神経麻痺となり、前鋸(ぜんきょ)筋機能障害を引き起こした可能性が考えられる」との所見を得たという。
沢村投手・復帰時期は?
いまのところ、沢村投手のくわしい復帰時期などについては不明。
しかし、患部は改善に向かっており、ジャイアンツ球場でキャッチボールを行いながら実戦登板を模索中だとのこと。
巨人球団、沢村投手に謝罪
9月9日、球団トレーナーの施術ミスだった可能性が高まり、石井球団社長と鹿取GM、当該のトレーナーがG球場で沢村に謝罪した。
沢村は謝罪を受け入れ、球団は一日も早い復帰に向けたサポートを約束。
球団トレーナーの施術ミスだということが判明し、正直驚きだ。
投手にとって、肩は商売道具。改善に向かっているということだが、もしかしたら一生ボールが投げれなくなっていた可能性だってある。
球団トレーナーの育成や、医師との連携を強固にし、選手のケアが必要になってくるだろう。
「コンディション不良」とかたくなに答えていた高橋監督
また、高橋由伸監督は、かたくなに2軍に降格した選手を「コンディション不良」と報道陣に伝えてきた。
もしかしたら、沢村投手の一件はすでに判明していて、報道陣にさとられないように球団側から指示されていたとも考えられる。
沢村投手がイップスなどと報道されて辛い時期をすごしていたことを考えると、もう少しはやい対応もできたのではないだろうか・・・