サッカー【1試合60分】への試合時間変更の理由は?提案した『国際サッカー評議会(IFAB)』の考えとは…
サッカーの試合時間が、現在の45分ハーフから、30分ハーフの計60分に変更される可能性ができてきた。
なぜ、30分ハーフの案が浮上したのか?また、いままでのルールにも影響をおぼよすのか?調査してみた。
- サッカー「1試合60分」案浮上
- 「1試合60分」を提案したIFABとは…
- 現在は「1試合90分」
- そもそもサッカーのルールはどうやって決まるの?
- サッカー「1試合60分」案浮上
- 「1試合60分」への変更理由とは…
- サッカーのアディショナルタイムは曖昧すぎた
- 他にも提案があった
- ルール改正までの流れ
サッカー「1試合60分」案浮上
ルールを決める組織である国際サッカー評議会(IFAB)が、新たなサッカールールとして30分ハーフの「1試合60分」を提案していると報じられた。
これは、6月18日付のイギリスBBC放送電子版など複数メディアで報じられている。
「1試合60分」を提案したIFABとは…
IFABとは国際サッカー評議会 (International Football Association Board)の略。
サッカーのルール(サッカー競技規則)の制定など、サッカーに関わる重要事項を決定する組織なのである。
現在は「1試合90分」
現在サッカーの試合では、1試合90分で行われている。
サッカーのルールは全17条の項目であるサッカー競技規則に則り試合は行われている。
そもそもサッカーのルールはどうやって決まるの?
IFAB…国際サッカー評議会 (International Football Association Board)サッカーのルール(サッカー競技規則)の制定など、サッカーに関わる重要事項を決定する組織。
引用:Wikipedia
サッカー「1試合60分」案浮上
今回、IFABから「1試合60分」案が提案されている。これにともない、
バスケットボールのようにボールがピッチの外に出たり反則があった場合は時計を止めるというルールで話は進められている模様だ。
「1試合60分」への変更理由とは…
現在の1試合試合時間は90分の試合はピッチ上でプレーしている時間「アクチュアル・プレーイングタイム」は約60分前後だと報じられている。
簡単に言えば、実際にプレーしている時間は60分程度しかない。なら、そもそも1試合を90分にする必要はあるのかという考えではないだろうか。
たしかに、ピッチ外にボールが出たり、反則があった場合に時計を止める方がより両チームにとって公平な試合運びができる。
アクチュアル・プレーイングタイム…
ピッチ上で実際にプレーしている時間。
ピッチ外にボールが出たり、反則があった場合にはカウントされない。
サッカーのアディショナルタイムは曖昧すぎた
サッカーのアディショナルタイムは非常にあいまいな部分が多かった。
各試合によって、アディショナルタイムの決定には明確な根拠はなく、なおかつそのアディショナルタイムに試合を決定づけてしまうゴールが生まれることも多々あった。
より、明確なジャッジという面でも「1試合60分」案は現実的なルールかもしれない。
他にも提案があった
今回の、「1試合60分」以外にも提案があった。
- ゴールキック・FK・CKのドリブル再開
などだ
ルール改正までの流れ
毎年2月末頃(2月か3月) IFABは年次総会を開き、ルール改正を討議し、決定。
~毎年5月末 「新競技規則(新ルール)」はFIFAからFIFA加盟各国のサッカー協会に通達。
7月1日~ 全世界で施行される
※IFAB年次総会で結論が出なかった内容などについては、6月か7月のIFAB特別会議を経て、その他の指示や方向性(通達)として改めて伝えられる。