再試合をする各高校名はこちら。2試合続けては選抜高校野球初。
第89回選抜高校野球第7日
この日、高校野球史の歴史が新たに生まれた。
それは、
2試合続けて15回引き分け、再試合
である。*1
再試合は明日。
どちらの見逃せない試合も楽しみです!
各試合結果
7日目第2試合 滋賀学園(滋賀県) 1対1 福岡大大濠(福岡県)
バッテリー
福岡大大濠:三浦 - 古賀
滋賀学園:宮城、棚原 - 後藤
内容
筆者はこの試合を10回くらいからテレビで見ていました。
福岡大大濠の三浦投手。
滋賀学園の棚原投手が淡々と投げあっている感じ。
どちらの投手もすごくいいピッチングだったのではないでしょう。
それになんといっても、三浦投手。
この試合を一人で投げ切っています。
球数はなんと、196球。
一回戦の創志学園(岡山)戦でも、完投(149球)している。
2試合で345球。
本当に素晴らしいピッチングをしています。
でも、こんなにも一人で投げ続けたら彼の体が心配です。
大丈夫なのでしょうか。
県大会から一人で投げ続けていると、放送でもいっていました。
7日目第3試合 健大高崎(群馬) 7対7 福井工大福井(福井)
バッテリー
福井工大福井:摺石、氏家 - 島谷
健大高崎:伊藤、小野、竹本、伊藤 - 大柿
内容
健大高崎が3回裏に先に4点をあげ、試合が動き出します。
5.6回には福井工大福井が各回3点づつえおあげ逆転。
その後は、福井工大福井が1点を加え、健大高崎も9回裏に1点を返し同点で延長戦に。
延長戦では両校どちらも得点ができないまま試合終了。
再試合が決定しました。
延長・再試合
高校野球は、9回を終了し両チーム同点の場合が延長戦。
そして15回まで戦い、決着がつかなかった場合は再試合。
先日行われたWBC(ワールドベースボールクラシック)のように、タイブレーク方式はないため、15回まで通常通り、前の回からの続きで攻撃がはじまるのでなかなか決着がつきにくい。
10回以降 タイブレーク採用
・各チーム 無死1.2塁から
・打順は打順通りに打席に入る
・12回で打ち切り
延長戦・再試合の歴史
試合は9回で同点の場合には延長戦。
ただし延長15回でも同点で決着しない場合には引き分けのまま打ち切りとし、翌日か翌々日再試合が開催される。
コールドゲームは得点差では認められておらず、雨天などの天災で7回以降の均等回を消化した場合のみに採用される。
1999年12月の高野連全国理事会において、2000年の第72回選抜大会から引き分け再試合を、延長18回制から延長15回制に短縮変更となった。
春夏通して初めての引き分け再試合は山本球場で開催された第1回大会(1924年)の1回戦、横浜商 - 市岡中の試合。当時の制度は引き分けという制度が無く、勝負がつくまで試合を続けるというものだった。しかし山本球場には照明設備が無かったため、延長14回終了後に日没による引き分けとなった。
選手の疲労が問題点
選手の疲労が一番の問題になる。
とくに投手。
福岡大大濠の三浦投手だけが一人で投げぬいていますが、他の高校の選手も確実に疲労がたまっているはず。
まだ成長途中の高校生のからだにここまで酷使させる必要はあるのか。
もちろんどのチームも甲子園で一生でも多くという思いでプレーしているのは間違いないが、指導者がきちんと選手の状況をみて采配をしてほしい。
再試合日程
第9日 3月28日(火) 2回戦
第1試合 11:00開始予定
第2試合 13:30開始予定
#センバツ
— 熱闘甲子園 (@nettoh_koshien) 2017年3月26日
福岡大大濠vs滋賀学園
高崎健康福祉大高崎vs福井工大福井の再試合は1日空けて明後日。明日は当初予定の3試合が行われます。
2度目の日程順延のため、休養日はなくなることのなりました。#熱闘 #高校野球
#センバツ
— 熱闘甲子園 (@nettoh_koshien) 2017年3月26日
あらためて今後の日程です。
27日(明日)第1試合9時開始
秀岳館vs作新学院
東海大福岡vs早稲田実業
静岡vs大阪桐蔭
28日(明後日)第1試合11時開始
福岡大大濠vs滋賀学園
高崎健康福祉大高崎vs福井工大福井#熱闘 #高校野球
さいごに
そうそう。
今回の甲子園の入場行進曲が、昨年大ブレークした「逃げ恥」のテーマソング。
恋です。
軽快な音楽なので、高校生にもぴったり。
いまっぽい感じがしますね。
え、もう「逃げ恥」のDVDとBlu-rayでてます…